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ずっとぼーっとしてたんだけど。

なんか珍しい種類Kの昆虫Fが表れて、その背中が種類K*の昆虫F*に表れたりして、要するに綺麗だなって思ったわけ。でふと思ったんだけど、こんな風に「思う」とか言えたり、こんな風に文字を「書ける」のって久し振りだなーって。

真面目に書くと、私の体には血が流れてるけど、私に血を流したのは、私に命を与える作業担当者兼責任者の、とっくりの神様。沼の水を血管に流し込む。私は要らないって謂ったんだけどね、あとあと面倒だからって。だけど頂いちゃったからしゃーない、でも最近、やっぱり止ーめたって血管のキャップを開けてじゃばじゃば血を捨てたの。すると全然やばくて、あー死ぬっぽいな、けど危機が迫ってるのはすごいなって思った。

疲れた。

私を緊急脱出したい。私はもうだめだ。火星に移住しよう。私は私の祖国、そして私は私が侵略を受けた後しか知らない。度重なる徴兵、生産力の低下、環境問題。『私に優しい未来を』のポスター。何もかも、宇宙の彼方に。

私は、私が私のことを見捨てたと思うだろう。しかし私はきっと私を最も大事にするはずだ、私なんていいから私を大切にしなさい、と。私は私の燃えるところを見ている。私は私にさやうならを言う。宇宙では全てが無音だ。私が静かに燃えていく。酸素が放散して私は燃えるのを止める。見えなくなる。

私の肉体はかろうじて原形を保っていた。また苦しい。また血管のキャップが緩む。また「思う」なくなる。